オンライン診療

花粉症は早めの対策で日常生活に支障がない程度まで症状の軽減が可能!

監修SOKUYAKU 編集部
更新日:2025年01月24日

更新日:2025年01月24日

花粉症は早めの対策で日常生活に支障がない程度まで症状の軽減が可能!のイメージ
今年も花粉症の季節がやってきました。例年同様、同じタイミングでクリニックに足を運び「薬をもらって病院に行って...」と通院がめんどくさいと感じていないでしょうか。

花粉症はなんといっても早めの対策が必要です。事前に薬を服用しておくことで、鼻水やくしゃみなどに悩まされることなく日常生活を送ることができる程度まで花粉症の症状を抑えられる可能性があります。

今回は今年の花粉飛散予想と有用な花粉症対策のひとつである「初期療法」について紹介していきます。

早めの対策は日常生活に支障がない程度まで花粉症症状の軽減が可能!

春先のスギ・ヒノキ花粉による花粉症は、多くの方にとって悩みの種になっていることでしょう。

 

その一方で、花粉が飛散する期間や飛散量はおおよそ予想できるため、花粉症シーズンが到来する前から対策を取ることができます。

 

その対策のひとつが、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬や鼻噴霧用ステロイド薬などを早期から服用する「初期療法」です。

 

ある研究ではスギ花粉の飛散開始から7日後までに初期療法を開始することで、鼻閉などの花粉症症状を軽度にとどめ、花粉飛散中でも日常生活にほとんど支障のない状態を保つと報告されています。

花粉の飛散が始まる頃からの対策がおすすめ

花粉症の症状が悪化して我慢できなくなってから病院へ行って治療を開始しても、薬の効果が発揮されるまでには少し時間がかかってしまうだけでなく、十分に症状を抑えることができなくなってしまうことがあります。

 

そこで、花粉症の治療法として鼻アレルギー診療ガイドライン2020年版で推奨されている治療方法のひとつが先ほど紹介した初期療法です。

 

花粉症に対する初期療法は花粉の飛散開始もしくは症状が出始めた時に開始することが推奨されています。

 

日本気象協会からの発表(2025年1月16日発表)によると、各地域での飛散開始時期は以下のように予想されています。

 

・秋田:3月上旬
・仙台:2月下旬
・新潟:2月下旬
・松本:2月下旬
・東京:2月中旬
・金沢:2月下旬
・名古屋:2月中旬
・大阪:2月中旬
・高松:2月中旬
・広島:2月中旬
・福岡:2月上旬

 

既に鼻水やくしゃみが出始めた方やお住まいの地域の飛散開始予想時期が迫っている方は粉症のツラさから少しでも逃れるためにも早めに準備をしておきましょう。

 

※参考:日本気象協会 2025年 春の花粉飛散予測(第3報)

 

初期療法の他にも、マスク・眼鏡・帽子の着用や花粉が付着しやすいウールの服は避けることなども花粉症対策として有用です。

花粉症のピークはいつか?

花粉症はスギ花粉やヒノキ花粉などを身体が抗原(異物)と認識し、それを体内から排除するために免疫機能が働くことで生じる症状です。

 

このことから、抗原(=花粉)が多い時期、つまり花粉飛散量がピークの期間に最も花粉症の症状が重症化しやすいと考えられます。

 

日本気象協会からの発表によると、例年通りに九州や四国・中国・東海・関東の一部から2月上旬に花粉の飛散が始まる見込みです。

 

その後、スギ・ヒノキ花粉の飛散ピーク時期は以下のように予測されています。

スギ花粉

・仙台:3月上旬~3月下旬
・東京:2月下旬~3月下旬
・金沢:3月上旬~3月中旬
・名古屋:3月上旬~中旬
・大阪:3月上旬~中旬
・広島:3月上旬
・高松:2月下旬~3月上旬
・福岡:2月下旬~3月上旬

 

※参考:日本気象協会 2025年 春の花粉飛散予測(第3報)

 

ヒノキ花粉

・東京:3月下旬~4月上旬
・金沢:4月上旬
・名古屋:3月下旬~4月上旬
・大阪:3月下旬~4月上旬
・広島:3月下旬~4月上旬
・高松:3月下旬~4月上旬
・福岡:3月中旬~3月下旬

 

※参考:日本気象協会 2025年 春の花粉飛散予測(第3報)

今年の日本各地の花粉飛散量は、前シーズン(2024年)と比べると、九州から近畿では非常に多く、北陸・関東甲信と東北南部も多い傾向です。

 

ただし、例年並みと予想されている地域でも東海・北陸・関東甲信は昨年より飛散量が多くなると予想されているため、昨年症状があまり出なかった方も今年は十分に花粉症対策を行っておくと良いでしょう。

花粉症対策の終わりはいつ頃になる?

スギ・ヒノキ花粉の飛散は4月上旬~下旬あたりまで続くことが予想されています。

 

重症度によって治療法や治療期間は異なりますが、花粉症シーズン中にのみ行う対策は花粉の飛散が終わり、花粉症の症状が治まるまで続けておきましょう。

花粉症対策はオンライン診療の活用がおすすめ

効果的な花粉症対策のひとつは初期療法をはじめとする抗アレルギー薬の服用です。

 

しかしながら、毎年スギ・ヒノキ花粉による花粉症のシーズンになると決まった薬を服用している方にとって、「病院へ行っていつもの薬をもらう」ための通院は煩わしいと感じることがあるかもしれません。

 

このように、「薬は欲しいけれど、同じ薬をもらうために通院するのは面倒」と感じている方はオンライン診療を試してみてはいかがでしょうか。

 

オンライン診療を利用することで通院をしなくとも花粉症の治療が可能となります。

 

花粉症シーズンでも生活の質を落とすことなく過ごすためには初期療法が大切です。

 

毎年花粉症の薬は飲んでいるけれど、外出が億劫もしくは時間がないなどの理由で病院を受診しておらずにまだ花粉症対策が十分にできていないという方は、オンライン診療を利用する良い機会ですね。

最近ではオンライン診療を行っている病院も増えており、誰でも気軽に相談できるという状況が生まれています。

 

オンライン診療は、
・受付や会計の待ち時間が短縮される。
・自宅や外出先で診療が受けられる。
・院内処方の場合くすりが自宅に届く。
・院内感染・二次感染のリスクがない。
などのメリットがあり、非常に便利なサービスです。

 

SOKUYAKUでは、多数の診療科目や全国から病院を探すことができます。

 

また、新型コロナウイルス感染症の検査は、医療機関以外の自宅でも実施が可能です。

 

SOKUYAKUで、ビデオ通話にて診療をご受診頂き、PCR検査をご希望の場合は、SOKUYAKUからご自宅で唾液採取して頂く検査キットをご注文頂けます。

横にスライドしてください

周辺への感染の可能性を配慮して外出を控えたいやその他事情により、病院に行くことが難しい場合は、オンライン診療を検討してみてはいかがでしょうか。

当コラムの掲載記事に関するご注意点

  • 当コラムに掲載されている情報については、執筆される方に対し、事実や根拠に基づく執筆をお願いし、当社にて掲載内容に不適切な表記がないか、確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。
  • 当コラムにおいて、医療及び健康管理関連の資格を持った方による助言、評価等を掲載する場合がありますが、それらもあくまでその方個人の見解であり、前項同様に内容の正確性や有効性などについて保証できるものではありません。
  • 当コラムにおける情報は、執筆時点の情報であり、掲載後の状況により、内容の変更が生じる場合があります。
  • 前各項に関する事項により読者の皆様に生じた何らかの損失、損害等について、当社は一切責任を負うものではありません。
花粉症は早めの対策で日常生活に支障がない程度まで症状の軽減が可能!のイメージ
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
監修SOKUYAKU 編集部
オンライン診療アプリ
SOKUYAKUの使い方
  • STEP1

    診療予約

    SOKUYAKUの使い方STEP1
  • STEP2

    オンライン問診

    SOKUYAKUの使い方STEP2
  • STEP3

    オンライン診療

    SOKUYAKUの使い方STEP3 SOKUYAKUの使い方STEP3
  • STEP4

    オンライン服薬指導

    SOKUYAKUの使い方STEP4 SOKUYAKUの使い方STEP4
  • STEP5

    おくすり配達

    SOKUYAKUの使い方STEP5

    ※お薬の処方は医師の診察により薬が処方された場合に限ります。

SOKUYAKUメディカルコラム