排卵日前後にアフターピルを服用しても意味がないって本当?実際の効果と服用タイミングについて解説
更新日:2024年05月17日
このページでは、排卵が始まってからアフターピルを飲んだ際の効果をはじめ、適切な服用方法などについても説明いたします。
アフターピルとは
望まない妊娠の恐れがある場合に、緊急手段として飲む経口避妊薬をアフターピルと言います。
妊娠のきっかけとなる性行為から72時間以内に飲むことで、高い避妊効果が期待できます。なお、できるだけ早いタイミングで飲まないと避妊効果が下がりますので、お気を付けください。アフターピルの服用によって、排卵の抑制、排卵タイミングの遅延、受精した場合でも着床を防ぐ効果が期待できます。避妊できた場合はそもそも妊娠できていないということなので、中絶には該当しません。
まだ子どもを迎えるのは早いと考えている方は、低用量ピルの服用やコンドームの装着などによって妊娠を防ぐことが重要です。なお、十分に注意していたつもりでも、コンドームの破損など思いもよらない事態が起こることもあります。こうした際は、冷静になってできるだけ早く専門医に相談し、アフターピルを適切に飲むことをお勧めします。
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排卵後にアフターピルを服用した場合、避妊効果はあるの?
アフターピルの排卵を抑える効果によって、避妊が期待できると考えられています。したがって、アフターピルの効果を発揮できるようにするためには、排卵前に飲むことが重要だとされています。
それでは、排卵が始まってから飲んでも効果は期待できないのでしょうか?結論としては、排卵が始まってから飲んでも一定の効果は期待できると言われています。なぜなら、アフターピルの服用によって子宮頚管の粘液の性質が変わり、精子の侵入や着床を防止できるためです。
排卵後も受精卵の着床を阻害する
排卵が始まってからも、子宮内膜の増殖を防ぐことで、着床を防いで避妊が期待できます。
排出された卵子はわずか24時間くらいしか生きることができず、そもそも排卵から24時間以内に受精しないと妊娠しません。仮に受精できたとしても、アフターピルを服用すると子宮内膜が薄くなるため、着床が起こらずに妊娠に至りません。着床に不可欠な子宮内膜は「柔らかいベッド」とも称されます。着床するためには、柔らかいベッドのような厚みを持つ子宮内膜が不可欠ですが、アフターピルを服用すると子宮内膜の増殖が妨げられ、着床が起こりません。
排卵後も精子の侵入を阻害する
アフターピルは、精子が子宮内に侵入することを防ぐ効果を持つとされています。排卵してからも卵子と精子が遭遇しなければ、受精自体を防止できるため、妊娠が起こりません。
なお、アフターピルの効果は服用するお薬のタイプによって異なります。そのため、アフターピルを買う際は、医師へ詳細な事情を話し、ご自身にマッチしたタイプのアフターピルを処方してもらうことが重要です。
アフターピルはできるだけ早く飲むことが大切
アフターピルを飲んで避妊を図る場合、例えばノルレボというアフターピルでは、避妊失敗(無防備な性交)から72時間以内に1錠を服用しなければなりません。
アフターピルによる避妊成功率は、飲むまでの時間が24時間以内で99%、24時間超~48時間では98%、48時間超~72時間では97%と、時間が経つにつれて低下すると言われています。したがって、72時間以内でなるべく早めにアフターピルを飲むことで、避妊成功率が高まるとされています。
昨今は、海外で普及しているエラというタイプのアフターピルを処方する医療機関も存在します(国内では認可が下りていないお薬ですので、各医療機関が独自に輸入して処方しています)。このお薬は120時間以内になるべく早く飲むことで、避妊が見込めると言われています。
したがって、アフターピルを服用する際は、排卵の有無に関係なく、なるべく早めに服用することが極めて大切です。
排卵日付近にアフターピルを飲む際の注意点
排卵日付近にアフターピルを服用する場合は、以下の点に注意が必要です。詳しく説明しますので、参考にして頂ければ幸いです。
副作用について
アフターピルを服用すると、腹痛や頭痛などの副作用が起こる場合があることをご理解ください。
アフターピルは、中用量ピルや低用量ピルと比較すると、副作用のリスクが大きいとされています。アフターピルを飲んで2時間以内に下痢や嘔吐が起こった場合は、体内でお薬が吸収されていない可能性があるため、もう1錠飲んで頂く必要があります。
水かぬるま湯で飲む
アフターピルはぬるま湯か水で飲んでください。お薬の効果がしっかりと現れない可能性があるため、コーヒー、お茶、ジュースなどで飲むことは控えてください。また、逆に通常以上の効果が現れたり、重い副作用が起こる恐れもありますので、注意が必要です。
薬の飲み合わせに注意する
日頃から飲んでいるサプリメントやお薬がある方は、一緒に飲むとアフターピルの効果が正常に現れない可能性があるため、予め医師へご相談ください。
低用量ピルで日頃から避妊する方法も
コンドームなどが破損して避妊に失敗することなどは避けたいという方は、日頃から低用量ピルを飲むこともお勧めです。低用量ピルは女性ホルモンが含まれるお薬で、避妊だけでなく月経痛の緩和などのために処方される場合もあります。
避妊効果を発揮できるようにするには毎日飲まなければなりませんが(種類によっては1週間の休薬期間を作ることもあります)、適切な服用によってアフターピルよりも避妊効果が高くなる可能性があります。また、服用を継続している間は避妊効果が持続し、排卵日と服用タイミングを意識しすぎることもありません。
アフターピルを飲んでから低用量ピルの服用をスタートする場合は、アフターピルを飲んだ次の日から低用量ピルを飲めるようになります。なお、低用量ピルの服用をスタートすると次の生理周期が変わってしまい、妊娠を防げたのはアフターピルによるものだったのか確認が難しくなるため、次の生理がスタートしてから低用量ピルを飲み始めることを推奨します。
アフターピルを飲んだ次の日から低用量ピルの服用をスタートした場合は、妊娠検査薬を用いて妊娠を防げたかどうかチェックすることもできます。したがって、スタートするタイミングについては医師に相談することをお勧めします。
アフターピルはできるだけ早く飲むことが大切
オンラインクリニックで処方してもらうのがおすすめ
地理的要因がある場合や、対面診療が困難である場合には、オンラインクリニックで処方してもらうのがおすすめです。
アフターピルの処方には、通常診察を受けなければなりません。しかし、ビデオ通話によるオンライン診療であれば、通院不要でお薬を処方してもらえます。
以下では、アフターピルの処方にオンライン診療を推奨する理由について詳しく解説します。
地理的要因がある場合や、対面診療が困難である場合には、オンラインクリニックで処方してもらうのがおすすめです。
アフターピルの処方には、通常診察を受けなければなりません。しかし、ビデオ通話によるオンライン診療であれば、通院不要でお薬を処方してもらえます。
以下では、アフターピルの処方にオンライン診療を推奨する理由について詳しく解説します。
通院せずに診察が受けられる
オンライン診療を推奨する1つ目の理由は、通院不要で診療を受けられるという点です。アフターピルのような緊急で処方が必要なお薬については、通院せずに診療を受けた方が利便性が高いです。
オンライン診療の場合は、通院不要で診療を受けることが可能です。急ぎで処方してもらいたいという方は、オンライン診療を検討してみてください。
PCやスマホで診察から決済まで完結
2つ目の理由は、診察から決済までスマホやPCで完結するという点です。オンライン診療とは、PCやスマホを用いてオンライン上で医師による診療を受けられるものです。予約、診療、決済に至るまでスマホやPCで完結するため、電話予約も不要です。
また、出先でもスマホから予約ができるため、利便性が高いと言えます。お支払いもクリニックまで足を運ばなくても済ませることができます。
様々な決済方法に対応
3つ目の理由は、複数の決済方法を使える点です。クリニックの受付で支払う場合も電子マネーやクレジットカードを使える場合がありますが、現金払いのみのクリニックも存在します。
一方で、オンライン診療は基本的にクレジットカード決済となり、他にもクリニックによって複数の支払方法があります。オンライン診療では複数の決済方法を使えるため、対応している決済方法を見て相談するクリニックを決めることもできます。
まとめ
アフターピルは、排卵前に飲むと排卵を抑えて避妊効果が期待でき、排卵してから飲むと子宮頚管の粘液の性質を変化させ、精子の侵入や着床を防止することで避妊効果が期待できます。したがって、アフターピルを飲む場合は、排卵のタイミングは関係なく、避妊失敗からなるべく早めに飲むことが重要です。
また、普段からお薬を使って避妊したいという方は、低用量ピルを飲むこともお勧めです。適切な服用によってアフターピルよりも避妊効果が高くなる可能性があるため、興味がある方は医師に相談することをお勧めします。
アフターピルによる避妊効果は、避妊失敗からできるだけ早めに服用することで高まります。
SOKUYAKUオンラインクリニックでは、例外的に対面診療が困難な場合には、アフターピルのオンライン診療を行っています。患者様それぞれに応じた最適なお薬を処方しますので、一度ご検討ください。
医師
馬場 敦志
この記事には医師による認証マークである「メディコレマーク」が付与されています。
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※お薬の処方は医師の診察により薬が処方された場合に限ります。
避妊に失敗した場合には、早めに、緊急避妊薬を服用できるように心がけましょう。
とくに、72時間(120時間)以上経過した場合には、緊急避妊薬の避妊効果は期待できなくなるので注意しましょう。
避妊に失敗した場合、うしろめたさから受診をためらう方もいるかと思いますが、勇気を出して早めに受診して緊急避妊薬を服用するようにしましょう。