アフターピルの正しい飲み方とは?服用時の注意事項や副作用について解説
更新日:2024年05月20日
アフターピルとは?
アフターピルは「緊急避妊薬」と呼ばれており、避妊ができなかった時に飲む薬です。コンドームが破れたり、性的暴行を受けたりした場合など、妊娠したくない時に使われます。100%効果が得られるとは限りませんが、性交渉から72時間以内に飲めば、約9584%もの避妊効果が得られるとされています。
低用量ピルとの違い
アフターピルは緊急避妊薬の一種ですが、「低用量ピル」と呼ばれるものもあります。低用量ピルはアフターピルと違い、毎日飲むことで排卵を防ぐ薬です。アフターピルよりも確実な避妊効果があります。
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アフターピルの服用方法
飲み方はアフターピルの種類によって変わりますが、代表的なものとして「ヤッぺ法」と「レボノルゲストレル法」があります。ここでは、それぞれの方法について解説します。
ヤッペ法
ヤッぺ法は、中用量ピルを緊急避妊薬として使う方法です。性交後72時間以内に2錠ずつ、12時間間隔で2回(合計4錠)飲みます。
レボノルゲストレル法
「レボノルゲストレル」は、日本では2011年から発売されている緊急避妊薬です。性交後から72時間以内に1錠飲むだけで、高い避妊効果が得られます。レボノルゲストレル法はヤッぺ法よりも副作用が少なく、避妊効果も高いとされています。
アフターピルの服用時の注意点
服用のタイミング
アフターピルは医療機関で処方される薬であり、性交後からすぐに飲む方が良いと言われています。飲むタイミングが遅くなってしまうと、妊娠するリスクが高くなります。避妊に失敗したケースとしては、「土日にクリニックがやっていなくて、性交から3日経ってしまった」「ネットで注文したけど届くのに時間がかかった」などが挙げられます。
妊娠を防ぐためには、早く薬を手に入れて飲むことが大事です。
服用から2時間以内の嘔吐
アフターピルを飲んだ後、副作用で吐き気が起こることがあります。飲んでから2~3時間以内に吐いてしまうと、薬の成分が体に吸収されていない可能性があります。その場合は、薬を処方してもらった医師へ問い合わせてください。必要に応じて、もう1錠同じアフターピルを飲むこともあります。
また吐き気以外にも、腹痛や下痢、倦怠感、めまい、頭痛などの副作用が起こることもあります。副作用は大体24時間以内で落ち着きますし、下痢でしたら嘔吐と違って薬の吸収に影響を与えることはありませんので、あまり心配しなくても大丈夫です。
個人輸入の偽薬・粗悪品だった
アフターピルは医療機関で処方される薬ですが、「個人輸入で安く買えたら良いな……」と思っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、個人輸入の薬は届くのに時間がかかったり、使用期限切れだったり、品質が悪かったり、偽物だったりすることもあります。安全性と効果がきちんと保証されているアフターピルを服用するためには、医療機関で処方してもらうことが大切です。
併用を避けるべき薬やサプリメントの服用
アフターピルと一緒に飲んではいけない薬としては、抗けいれん薬や抗HIV薬(HIVプロテアーゼ阻害剤、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤)、抗生物質などが挙げられます。そして、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)が含まれたお茶やサプリメントも同様に、飲み合わせには注意しなくてはなりません。
セイヨウオトギリソウは、気持ちの波を落ち着かせる作用を持つハーブです。アフターピルとこれらの薬を一緒に飲むと、避妊効果が得られなくなったり、副作用が重くなったりする恐れがあります。先述した薬やお茶・サプリメントを飲む前には必ず、事前に医者へ相談してください。
服用後の性行為
アフターピルには、平均5日間かけて排卵を遅らせて、受精卵の着床を防ぐ効果があります。こういった効果によって、「アフターピルを飲んだら5日間は避妊しなくても大丈夫」と思っている方も少なくありません。しかし、それは大きな間違いです。
精子は子宮の中で約3日間生存します。そのため、アフターピルを飲んだ後に避妊なしで性交をすると、卵子と精子が出会って妊娠する可能性が高まります。アフターピルを飲んだ際は、妊娠しなかったことを確かめるまで性交を避けた方が良いでしょう。
アフターピルの副作用
アフターピルの副作用について、それぞれ詳しく説明します。
眠気
アフターピルに含まれている女性ホルモンの影響によって、飲んだ後に眠くなることがあります。
下痢
アフターピルによってホルモンバランスが急に変化すると、お腹がゆるくなることがあります。すぐに治まる副作用ですので、ご安心ください。
消退出血
アフターピルの影響によってホルモンバランスが急変することで、不正出血が起こることがあります。飲んでから3日以上経過した時の出血でしたら、それは消退出血かもしれません。出血の色は人それぞれで、茶色や鮮やかな赤色など様々です。
吐き気
アフターピルの副作用で一番多いものです。特にヤッぺ法ではよく、吐き気や嘔吐の副作用が起こりやすい傾向にあります。一方で、レボノルゲストレル法はヤッペ法よりも吐き気が少な目とされています。
服用から2時間以内に吐いてしまった場合は、薬がきちんと体内に吸収されていない可能性があります。その場合はかかりつけの産婦人科へ相談し、アフターピルをもう1回飲んでください。
めまい
アフターピルを飲んだ後に、体が軽くなったり立つ時にふらついたり、周囲が回っているように感じたりすることがあります。
まとめ
アフターピルは、避妊ができなかった(または失敗した)時に飲む薬で、妊娠を防ぐのに有効とされている緊急避妊薬です。
日本で販売されているアフターピルは3種類ですが、どれも性交渉から72時間以内に飲むと、より高い効果が得られやすくなります。ただし副作用として、吐き気や眠気、下痢、めまいなどが起こるというリスクも伴います。ネット通販で購入することもできますが、このような副作用が起きた時のことなどを考慮すると、大変危険なので避けた方が良いでしょう。
またアフターピルは、クリニックでの対面診療や、対面診療が困難な例外的な場合にはオンライン診療で貰うことが可能です。
SOKUYAKUオンラインクリニックでは、対面診療が困難な例外的な場合にアフターピルのオンライン診療ができます。あなたに合った薬を医者が出します。
医師
馬場 敦志
この記事には医師による認証マークである「メディコレマーク」が付与されています。
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※お薬の処方は医師の診察により薬が処方された場合に限ります。
緊急避妊でオンライン診療を行う場合には、性行為から緊急避妊薬を内服するまでの時間、郵送して緊急避妊薬が届くまでの時間などを考えて診察を受けるようにしましょう。
また、性行為から時間が経てば経つほど避妊効果が低下するため、手に入れたら早めに服用することが重要です。
吐き気で内服して2時間以内に嘔吐があった時には、緊急避妊薬を新たに内服する必要があるので留意します。