病院で処方されているトランサミンは必ず処方箋は必要?
更新日:2024年06月26日
忙しくて医療機関を受診できない場合、処方箋がなくてもトランサミンを購入できる零売という選択肢があります。
トランサミンの特徴
トランサミンは、 風邪をひいた時の喉の赤み、腫れ痛みの際に用いられること が一般的です。また、 再生不良性貧血といった出血傾向が認められる疾患や湿疹などの皮膚疾患に対して処方されることもあります。
それ以外にも、トランサミンに含まれるトラネキサム酸は美白効果もあるため、肝斑の治療に用いられる場合があります。 メラニン色素の生成を抑える作用があるビタミンCと併用することで、肝斑の改善に効果があると言われています。
トランサミンは原則として処方箋が必要
トランサミンの主成分であるトラネキサム酸を配合した市販薬は、肝斑の治療薬としてドラッグストアやネットショップでも販売されています。しかし、医療機関で処方されるトランサミンは医療用医薬品であるため、処方箋が必要です。
医療用医薬品と市販薬は主成分が同じでも配合量が異なるケースが多く、医療用医薬品のトランサミンが欲しい場合は医療機関を受診して処方してもらうのが原則です。
「零売」 であれば処方箋なしでトランサミンを購入することが可能
市販薬よりもトラネキサム酸の配合量が多いトランサミンは、原則として処方箋がないと手に入れられません。しかし、零売という手段を利用すれば処方箋がなくても薬局でトランサミンを購入できます。
零売とは、一部の医療用医薬品に限って処方箋なしで購入できる方法です。現在、処方箋が必要な医療用医薬品は約15,000種類ありますが、このうちの約7,000種類には零売での販売が厚生労働省から認められています。
零売は薬剤師の対面販売といったいくつかの条件があり、零売でトランサミンを購入するためには、零売に対応した薬局に行き、薬剤師のカウンセリングを受ける必要があります。
零売についての詳しい解説は※記事リンク※「零売」の基礎知識|購入可能な医薬品や販売時のルールについて解説の記事で説明しています。
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