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「美容内服薬」ってなに?意外と知らない内服薬での肌ケアについて解説

監修医師 山下 真理子
更新日:2024年05月27日

更新日:2024年05月27日

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美容内服薬は、肌の悩みを内側から解決するためのツールです。医薬品のため、医師の処方箋がないと購入できません。

美容内服薬には、サプリメントや化粧品とは違い、国によって認められた有効成分を含んでいます。この成分は、効果、持続性、安全性に関して法的基準を満たしており、美しい肌を目指すあなたの強い味方となるでしょう。

この記事では、美容内服薬を使った肌のケアについて紹介します。肌のケアに関心がある方、美容内服薬に興味がある方は参考にしてください。

美肌内服薬とは

肌の健康を維持するためには、ビタミンやアミノ酸などの栄養素が重要です。ただし、日常の食事だけではこれらの成分を十分に摂取することは難しくなります。そこで、これらの栄養素を補うための美容内服薬が役立ちます。

 

美容内服薬を服用することで、シミやくすみの予防、ニキビのケア、美白やエイジングケアに効果がある成分のため、健康で美しい肌を保つ効果が期待できます。

代表的な美肌内服薬

代表的な美肌内服薬を、6種類を以下に紹介します。

トラネキサム酸

トラネキサム酸は、お肌のシミや肝斑(かんぱん)といった色素沈着の問題に対して効果的な成分です。紫外線によって増えるメラニンという色素がシミの主な原因です。トラネキサム酸はこのメラニンの生成を抑えることで、シミを予防する手助けをします。

 

炎症に効果があるため、ニキビや肝斑の治療にも役立ちます。厚生労働省からも、その効果が認められた唯一の成分です。肝斑は、女性ホルモンのバランスが崩れることで起こることがありますが、トラネキサム酸はその生成を抑制し、炎症を和らげます。

 

トラネキサム酸は、美しい肌を保つための強い味方と言えるでしょう。

シナール

アスコルビン酸とパントテン酸カルシウムが含まれます。

 

ビタミンC、別名アスコルビン酸は、肌を若々しく保つために重要な役割を果たします。日光による肌の老化を防ぎ、シミの形成を抑制し、既存のシミを目立たなくできます。また、肌のハリを支えるコラーゲンの生成を助けることで、肌の若返りにも役立ちます。

 

ストレスによる肌トラブルを防ぐ効果も期待できるため、ニキビが気になる方にもおすすめです。ビタミンB5、またはパントテン酸カルシウムは、ビタミンCの効果をさらに高めるために使用されます。これら二つの成分が組み合わさることで、肌の健康と美しさをサポートするコンビとなります。

ユベラ

ビタミンE、トコフェロール酢酸エステルと呼ばれる成分は、美しい肌を保つための重要な栄養素です。このビタミンは、肌のメラニン排出を促進し、血流を改善することで顔のくすみを減らす助けとなります。また、ビタミンEは強力な抗酸化作用を持ち、肌の老化を防ぐことで知られています。

 

シミやそばかすの予防、しわやたるみの減少に役立ち、ビタミンCと組み合わせることで、お互いの効果を高め合い、肌の健康をサポートすることが特徴です。

ハイチオール

ハイチオールに含まれるL-システインは、肌の新陳代謝を活性化し、健康的な肌の状態を維持するのに役立つ成分です。肌のターンオーバーを正常化することで、シミやニキビ跡の赤みを減らし、新しい肌細胞の生成を促進します。これにより、メラニンの過剰な生成を抑え、シミの形成を防ぐ助けになります。

 

また、皮脂のバランスを整えることで、ニキビや脂性肌の改善にも効果的です。それだけではなく、身体の代謝をサポートし、肝臓の機能を高めることで、疲れを感じにくくする効果も期待できます。L-システインは肌だけでなく、全体的な健康にも良い影響を与える効果が期待できる成分です。

ビフロキシン

ビフロキシンは、ビタミンB2とB6を含む医薬品です。ビタミンB2は、体内でのエネルギー生成を助け余分な皮脂の生成を抑えることで、ニキビや皮膚の炎症を減らすのに役立ちます。ビタミンB6は、肌の細胞を健康に保つために必要なタンパク質の代謝をサポートします。これにより、慢性的なニキビの治療に効果的です。

タチオン

グルタチオンは、私たちの体内で自然に生成される、非常に重要な成分です。肝臓の働きを助けることで全体の代謝を向上させ、肌のトラブルを防ぎ、メラニンの生成を抑制することで、美白効果が期待できるとされています。

美肌用内服薬のメリット

美白や美容に関する内服薬は、肌に直接触れないため刺激が少なく、体の内部から効果を発揮することで、高めの美容成果を期待できます。

直接的な肌への負担が少ない

内服薬は体の内側から作用するため、肌に直接的な負担をかけることがありません。肌に対して優しいことがメリットになります。肌が弱いため、積極的な美容医療を受けられない方にとっては、安心して使用できます。

医薬品のため高い効果が期待できる

医薬品は、病気の治療や症状の改善を目指して、厚生労働省によってその効能が承認された成分を含む薬剤です。そのため、安全性と効果が保証されています。

自由診療のため保険適用外ではあるが、市販より高い成分量の医療薬を服用できる

自由診療である美肌用内服薬は保険適用外となることが多いですが、市販の製品よりも効果の高い成分が含まれた薬剤を内服できます。

美肌用内服薬のデメリット

デメリットとしては、体質や健康状態によっては、内服できない場合があります。

他の内服薬との飲み合わせによって服用が難しい場合がある

既に他の薬を服用中である方、または何らかの病気をお持ちの方は、治療に影響が出ることがあります。美容のための薬でも、医薬品であることには変わりありません。薬と薬の組み合わせによって、効果が弱まったり、逆に強くなったりする可能性があります。

医薬品のため副作用が発症する可能性がある

医薬品である以上、副作用のリスクも避けられません。ただし、症状については、個人差があります。内服開始後に、体調に変化があれば必ず医師に相談してください。

美容医療のような即効性は期待できない

内服薬は効果が出るまでには時間がかかります。飲み始めたからといって、今日すぐに改善するわけではありません。即効性のある効果を期待する場合には、向いていまいと言えます。

毎日の服用の継続力がいる

内服薬は効果が出るまでには時間がかかります。そのため、効果を実感するためには毎日の服用が必要です。効果が無いからと言って中断したり、飲み忘れたりしないようにしてください。

美容内服薬はどこで処方してもらえるの?

美容内服薬は医薬品のため、ドラッグストアなどでは購入できません。医療機関を受診する必要があります。

皮膚科などの医療機関で処方してもらう

総合病院や皮膚科などの保険診療を行っている医療機関で診察を受けることで、処方を受けられます。ただし、美容目的でこれらの商品を求める場合、病院へ足を運ぶのは難しいかもしれません。仕事などで忙しく、病院の診察時間に合わせられない場合や、希望する商品がそもそも病院で扱っているかどうかが分からないという問題もあります。

オンラインクリニックで処方してもらう

医療機関に行けない場合に便利なのが、オンライン診療です。自宅や職場などで、インターネットを通じて医師の診察を受けられるサービスになります。オンライン診療の大きな利点は、事前に予約をすることで、待ち時間が少ないことです。

まとめ

美容に関する商品は、数多くあります。ただし、美容効果を国に保証されているのは、美容内服だけです。高額な商品を購入したのに効果がないかもしれないリスクを冒すより、美容内服を始めてみましょう。

 

ただし、医薬品のため一部の商品を除いてドラッグストアでは購入できません。医療機関を受診して、医師に処方してもらう必要があります。美容目的で病院を受診するのが心配な方は、オンラインクリニックがおすすめです。

 

SOKUYAKUオンラインクリニックでは、美容内服薬に関心がある方へ、オンラインで診療を提供しています。効果や副作用についての説明を受けたり、悩みや不安について相談できます。

 

受付時間:平日10:00~19:00

監修医コメント

医師
山下 真理子

美容内服以外では、食生活を整えることがまずはたいせつです。栄養バランスの整った食事はもちろんのこと、胃腸に負担をかけないように、よく噛んでゆっくり食べる、ながら食べを辞めることが大切です。胃腸に負担がかかった腸内環境が乱れてしまうと、肌トラブルの原因になることが知られています。また、毎日十分な睡眠時間を確保することや、ストレスの少ない生活を送ることも大切です。ストレス発散のためにも、適度な運動習慣を持つようにするのがよいでしょう。

この記事には医師による認証マークである「メディコレマーク」が付与されています。

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監修医師 山下 真理子
くみこクリニック京都駅前院所属 専門領域分類は美容皮膚科。 京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。
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