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AGAの治療ってどこに行ったらしてもらえるの?意外と便利なオンライン診療の活用方法をご紹介

監修医師 高藤 円香
更新日:2024年05月27日

更新日:2024年05月27日

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AGAによる薄毛で悩んでいる方からよくある質問は、AGAの治療法や治療はどこに行けば受けられるのかということです。

AGAの治療は、投薬治療が一般的に行われています。AGA専門クリニックに行けば治療を受けられますが、おすすめするのはオンライン診療です。オンライン診療は、予約・診察・料金の支払い・治療薬の配送までの一連の流れをすべてオンラインで済ますことができる診療サービスです。

この記事では、AGAについての基本情報や治療法、オンライン診療でAGA治療を受けるメリット・デメリットなどをご紹介します。現在、薄毛で悩んでいる方は、是非今後の参考にしてみてください。

オンライン診療でAGA治療ができるって本当?

オンライン診療でもAGA治療を初診から受けることができます。AGAが進行し自家植毛やレーザー治療を行う場合は、来院して施術を受けなければなりません。しかし、初期〜中期のAGA治療では、対面診療とオンライン診療でも同じ投薬治療を行うため、オンライン診療でも十分対応可能です。

 

AGAのオンライン診療にはメリットとデメリットがあるため、しっかりと理解してからどちらを選択するか決めることが大切です。

そもそもAGAとは

AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンが原因で起こる脱毛症で、進行性で放置すると季節に関係なく薄毛が進行してしまいます。

 

初期の自覚症状としては、朝起きたときの枕についている抜け毛が増えた、シャンプー時の抜け毛が多い、おでこが広くなってきた、以前より髪の毛が細くなってきたなどがあげられます。

 

AGAの進行程度は個人差があり、早い方は5年で頭皮の露出範囲が広くなってしまう方もいますし、10年以上かけてゆっくり進行していく方もいるので、髪の毛が薄くなってきたと感じたらできるだけ早く治療を始めましょう。発症年齢は、年をとるほど発症率が高くなることがわかっています。

 

AGA発症のメカニズムを簡単に説明すると、男性ホルモン(テストステロン)が5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。DHTは毛乳頭細胞にあるアンドロゲンレセプターと結合すると、脱毛因子であるTGF-βを産生します。TGF-βによりヘアサイクルの成長期が短くなり、髪の毛の成長が阻害されてしまうのです。

 

AGA治療は、5αリダクターゼの働きを妨げ、DHTの生成を抑制して抜け毛を抑える方法や、血行を改善し毛母細胞を活性化させることで発毛を促す方法などが行われています。

 

AGA(男性型脱毛症)って何? 原因や治療薬、治療法について徹底解説

AGA治療に使われる代表的なお薬

フィナステリド

フィナステリドは、テストステロンをDHTに変換する酵素5αリダクターゼの働きを阻害し、DHTの生成を抑制することで、AGAの進行を防ぐ効果が期待できる薬です。

 

フィナステリドは前立腺肥大の治療薬として開発されましたが、投与した患者の毛髪が増えたことから、AGAの治療薬として使用されるようになりました。

 

日本では2005年にフィナステリドが配合されているプロペシアが厚生労働省から認可を受け、2015年にプロペシアの特許権存続期間が満了したことでさまざまなジェネリック薬が販売されるようになりました。AGA治療は自費治療になりますが、ジェネリック薬が販売されるようになり、患者の経済的負担が軽減され、AGA治療を受けやすくなりました。

 

AGA治療はフィナステリドだけで十分?フィナステリドのみで得られる効果について解説

ミノキシジル(内服)

ミノキシジルは、高血圧の治療薬として開発されましたが、使用している患者に多毛症の症状があらわれたため、薄毛治療薬として使用されるようになりました。

 

内服薬は、外用薬と同じようにAGAの改善が期待できるといわれています。しかし、国内で認可されていないため、個人輸入などで購入し使用するのを控えることをおすすめします。内服薬による治療を希望する方は、専門的な知識と豊富な経験がある専門家の指導に従って服用するようにしましょう。

ミノキシジル(外用)

ミノキシジルは、血管を拡張し髪の毛の成長に必要な栄養を毛母細胞に供給されやすくすることで、発毛効果が期待できる成分です。また、毛母細胞を刺激することで、DHTの作用で短くなってしまったヘアサイクルの成長期を、正常な期間に戻す効果も期待できると考えられています。

 

ミノキシジル外用薬は、成分濃度が5%までであれば、ドラックストアや薬局などで販売することが可能です。代表的な商品として「ロゲイン」や「リアップ」があります。

 

外用薬は内服薬に比べると、発毛効果があらわれるまでに時間がかかる傾向があるため、使用してからしばらく効果が確認できなくても、6ヶ月ほど継続して使用し様子をみてください。

オンライン診療でのAGA治療のメリット

プライバシーが確保されている

薄毛はデリケートな悩みなので、対面診療に抵抗を感じる方、AGA専門のクリニックに入っていく姿を他の人に見られたくない方も少なくないでしょう。

オンライン診療ならクリニックに来院する必要がないため、他の人に会わずに治療を受けることが可能です。

夜間・休日でも対応している

AGAオンライン診療は、夜間や休日も診療しているクリニックがあります。オンライン診療なら来院する必要がないため、近隣以外のクリニックでの受診も可能です。そのため、平日や日中忙しい方も、AGAのオンライン診療サービスを提供しているクリニック一覧から、夜間や休日も診療しているクリニックを探して受診できます。

サポートやアフターフォローが充実している

オンライン診療を受けるクリニックを選ぶときは、サポートやアフターフォローが充実している医療機関を選ぶことがおすすめです。

 

オンライン診療を行っているクリニックの中には、LINEやメールで24時間無料相談サービスが受けられるところがあります。薄毛についての悩みやAGA治療後のトラブルの相談をすることが可能です。なにかあったときにすぐに相談できるので、安心して治療できます。

自宅にいたまま予約・診察・商品受け取りができる

オンライン診療は、予約・診察・配送による薬の受け取り、料金の支払いまでの一連の流れをすべてオンラインで行えます。来院や薬の受け取り時間を節約できて有効に時間を使えるため、忙しい方におすすめのサービスです。

 

予約は、電話を受付にかけずに、都合がよい時間にスマホやパソコンから24時間オンラインでできます。診療当日に治療薬を発送してくれるクリニックもあるので、できるだけ早く治療を始めたい方も心配ありません。クレジットカードによる支払いにも対応しており、来院のための交通費がかからないため費用の節約にもなります。

オンライン診療でのAGA治療のデメリット

直接頭皮を見てもらえない

オンライン診療のデメリットは、医師に直接頭皮を診てもらえないことです。

 

対面診療では、問診や触診・マイクロスコープを使っての視診などを受けることができますが、オンライン診療では問診と事前に撮影しておいた頭皮の画像データを送ることしかできません。

 

結果として、対面診療に比べると診断精度が落ちてしまうため、正確な診断が難しい場合があります。

薄毛で悩んでいる方はまずは医師に相談を

AGAの治療は、早く始めるほど薄毛が改善しやすいため、少しでも早く始めることが重要です。そのため、少しでもAGAの症状があらわれたら、できるだけ早く医師に相談するようにしましょう。また、AGA治療薬には副作用があらわれる可能性もあるため、個人輸入や通信販売で購入せずに、医師の診察を受けて処方してもらうことをおすすめします。

まとめ

AGAの治療は、オンライン診療を初診から利用できます。オンライン診療は、プライバシーが守られていること、時間を有効に使えることなどさまざまなメリットがあるサービスです。しかし、直接頭皮を診てもらえないというデメリットから、正確な診断が難しい場合もあります。

 

AGAが気になり出した方は、できるだけ早く医師に相談しましょう。おすすめはオンライン診療です。SOKUYAKUオンラインクリニックは、AGA治療のオンライン診療サービスを提供しています。治療薬の服用方法、期待できる効果、注意点など丁寧に説明させていただきます。悩みや不安がある方は、気軽にご相談してください。

 

受付時間:平日10:00~19:00

コメント オンライン診療は実際にクリニックに出向かずとも診察が受けられることがメリットです。実際に診察しないとわからないこともあるので、診断に疑問がある場合や処置を希望される場合にはおすすめできませんが、限界を理解された上で診察を受けられるのはメリットとなります。お忙しい方やクリニックが遠い場合になかなか診察の回数を受けられずに正しい間隔で内服をすることが難しい場合などには有用な受診方法ですので、当てはまるなと感じられた方は一度検討されても良いのではないかと思います。

監修医コメント

医師
高藤 円香

オンライン診療は実際にクリニックに出向かずとも診察が受けられることがメリットです。実際に診察しないとわからないこともあるので、診断に疑問がある場合や処置を希望される場合にはおすすめできませんが、限界を理解された上で診察を受けられるのはメリットとなります。お忙しい方やクリニックが遠い場合になかなか診察の回数を受けられずに正しい間隔で内服をすることが難しい場合などには有用な受診方法ですので、当てはまるなと感じられた方は一度検討されても良いのではないかと思います。

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監修医師 高藤 円香
経歴は防衛医科大学校卒業 / 現在は自衛隊阪神病院勤務 / 専門は皮膚科 保有免許・資格は皮膚科専門医
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